Linux への SOUND install の 記録

00、<< イントロダクション >>
     僕にとっての現状Linuxはクライアントマシンです。
     となると、音楽くらい聞きたくなるのが人情ってものです。

     幸いにも最近のLinuxカーネルはOSS/Freeなんて含んでて
     モジュールもいらないんですね。こりゃ便利。

     先日、VMWare をくれるというキャンペーンに乗せられて
     TurboLinuxWorkstation6.0 なるものを購入したのでした。
     このカーネルも上記のような訳で音が出せる訳なんです。     



     でわ、例によって忘れっぽいので
     健忘症対策の覚え書きです。



01、<< 構成 >>
     マシンはなんでもいいけど、最近のLinuxカーネルが
     動いてるやつ。私のばやいは、TurbolinuxWorkstation6.0です。

     サウンドカードはたまたま手元にあった ESS1868 というチップが
     載ったの。これは ISAの安いやつです。
     OSS/Free でサポートされてないやつだとちと面倒。。
     OSSの商用かALSAを使うようにしましょう。
     /usr/src/linux/Documentation/sound/ 以下に名前があれば
     OSS/Free で使えます。

     スピーカ 鳴ればいいしょ。。。鳴れば。

     参照ドキュメントは
     /usr/src/linux/Documentation/sound/ESS1868
     手元にあってありがたいですね。


2000.08.20  じつわ。。もっと簡単なやり方が。。
もっと簡単にをどうぞ。。


02、<< サウンドカードの認識をさせる >>
      ISA のカードなんで、まずは認識をさせなきゃいけません。
      irq , io , dma などカードの情報を調べておきます。
      windows マシンに付けるか BIOS で調べると楽。

      ISA の認識は
      # /sbin/isapnp /etc/isapnp.conf として見ますが
      まず /etc/isapnp.conf も無いので、これを作ります。

      手で書くのはおっくうなので
      # /sbin/pnpdump --config > /etc/isapnp.conf とかやりましょう。

      すると
      isapnp.confに多量のコメントと一緒に設定内容が書き込まれています。      
      
      うちのばあいは中身はこんな感じです。

      --- ここから

        # (DEBUG)
        (READPORT 0x0273)
        (ISOLATE PRESERVE)
        (IDENTIFY *)
        (VERBOSITY 2)
        (CONFLICT (IO FATAL)(IRQ FATAL)(DMA FATAL)(MEM FATAL)) # or WARNING

        # Don't forget to uncomment the activate (ACT Y) when happy
        (CONFIGURE ESS1868/-1 (LD 1
        (DMA 0 (CHANNEL 1))
        (DMA 1 (CHANNEL 0))
        (INT 0 (IRQ 5 (MODE +E)))
        (IO 0 (SIZE 16) (BASE 0x0220))
        (IO 1 (SIZE 4) (BASE 0x0388))
        (IO 2 (SIZE 2) (BASE 0x0330))

        #     End dependent functions
        (NAME "ESS1868/-1[1]{ESS ES1868 Plug and Play AudioDrive}")
           (ACT Y)
        ))

        (WAITFORKEY)

      --- ここまで

      以上。。。。。。。この中に IRQ  IO   DMA の情報が書かれていますね。

      # /sbin/isapnp /etc/isapnp.conf で確認できます。

      念のため reboot します。
      # sync
      # sync
      # sync
      # /sbin/shutdown -r now


      起動メッセージの中か 起動後の dmesg の中に

        Soundblaster audio driver Copyright (C) by Hannu Savolainen 1993-1996
        SB 3.01 detected OK (220)
        ESS chip ES1868 detected

      こんなのがあれば、認識OKです。




03、<< ESS1868 AudioDrive Initialization >>
      ドライバーの初期化は

      # /sbin/modprobe sound
      # /sbin/insmod uart401
      # /sbin/insmod sb io=0x220 irq=5 dma=1 dma16=-1
      # /sbin/insmod mpu401 io=0x330
      # /sbin/insmod opl3 io=0x388
      # /sbin/insmod v_midi

      として、確認は
      # cat /dev/sndstat 又は # cat /dev/sound でも 

        OSS/Free:3.8s2++-971130
        Load type: Driver loaded as a module
        Kernel: Linux tenten.shinchan.com 2.2.13-33 #1 Sun Mar 19 15:01:16 JST 2000 i686
        Config options: 0

        Installed drivers:

        Card config:

        Audio devices:
        0: ESS ES1868 AudioDrive (rev 11) (3.01)

        Synth devices:

        Midi devices:

        Timers:
        0: System clock

        Mixers:
        0: Sound Blaster


      んな感じならOKです。




04、<< 使う >>
      ここまでできれば、あとは GNOME の音サーバーを設定して
      サウンドイベントなどで音を使ったり、

      xmms などで MP3 を聞いたりしてお楽しみできます。

SnapShot

それでは 05、<< もっと簡単に >> WindowManager とかいじってたら、音が鳴らなく なったんで、もう一度設定しなおしをしました。 その時、もっと簡単にできたので、こちらに。。 なお、今回も OSS/Free の利用です。 alsaconf に嫌われているので おうちでは何故かalsa が利用できないんす。 本当はalsa の方が音がいいらしいので 比べてみたいのですが、まだ聞けません。 デバイスの作成 # snddevices /etc/modules.conf の編集 # vi /etc/modules.conf に以下2行を追加 alias sound sb options -k sb io=0x220 irq=5 dma=0 dma16=-1 io や irq 、dma の値はそれぞれ環境で異なる。 DOS utilty OR WIndows などに繋いで調べる。 1行目が es1868 ではなく sb となってますが ESS の ES1868 というチップの載った ISA カードなんですが、es1868 では 認識せず sb としたら認識しました。 /etc/modules.conf の内容でモジュールを認識させる。 # modprobe sb 又は リブート 以上でxmms 等で音楽を聞けます。 ∩ ∩ ( ̄。 ̄)..zzZ E-mail 〜(_ x _) URL http://www.shin.nu/