01、<<イントロダクション>> 最近、秋葉などで SUN SPARC の中古マシンがやたら目につきます。 そして、なにより安いです。(いい時代になったもんだあ〜) IPX や Classic などは使いようによっては、まだまだ使えると 思うんですが、10k円以下で売られているですね。 おうちネットでも Classic を mail や news 環境で使っていますので その install 記録です。 茨城県内では珍しい SUN 他ワークステーションの本体やパーツ類が 入手できるお店 「サンパル」 さんはとてもフレンドリーなお店です。 02、<< 構成 & 準備 >> <本体> IPX でも Classic でも LX なんてのが手に入れば贅沢ってもんですね。(^.^;; 某junk店で中身不明なClassicを4.8k円で見ました。 IPCも本体はさらに安いんですが、こちらはメモリがP付き30pinSIMMという事で これの入手がほぼ不可能みたいです。 <メモリ> できれば 64MB は積んでおきたいところですが、P付き72pinSIMMの高騰から 贅沢は言えません。32MBでもOKとしましょう。 2枚一組が基本ですから16MBを2枚で一組として入れます。 fjなどの売りたしで1枚 3k円〜4k円で見ます。 <ハードディスク> 1GBくらいあれば、とりあえずOKですね。 X86をソースから展開する時は2GBくらい欲しいですが。 SCSI-2 のPC用が転用できるので、ものはいくらでも転がっています。 fjなどで1GBで中古で7k円くらいでしょうか。 <モニタ> mailやnewsのクライアントマシンとして使用するので 19' や 20' の SUN モニタなど欲しいところですね。これも安く出回っています。 マルチシンクのSonyOEM のトリニトロンモニタ( GDM20E20 )はコネクタを 変換すれば 普通のPCにも使えます。 モニタは無くても、PCからtelnetで入ってmail 、newsを使えますし その際はPCの漢字FEPも使えるので、それもいいかも知れません。 ( おうちでは 夏場などはそうしてます。夏はモニタをいくつもつけると暑いでしから) 某junk店で14.8k円で見ました。 < OS > junk店で売ってるのを見ると SunOS4.1.4 などが多いですね。 Solaris2.6 などが入手できれば、いいんですがCDEを使うと重いので この辺でいいと思います。Solaris1.1.2 と書いてある箱です。 某junk店で 3k円です。 あ、もちろん他の候補として Linux/SPARC や NetBSD でもOKですね。 希なところでは OpenSTEP ってのもいい選択です。 ****(8/5追記)OSを売っているお店に関してはご質問をたくさん頂くので 追記します。よく行くところでは、秋葉原アズテックの5Fの 「MAC******」というところです。 8/1に見たときにもSunOS4.1.4が2箱ありました。(3k円です。) 前はよく見掛けたんですが、最近はあまり見なくなりましたね。 あ、FF から御徒町よりの右手の 駐車場 で土日にやっている JUNK屋さんでも見ました。 このとき、INDIGO2 が80kで売っていたんですが、手持ち資金が 無くて泣く泣くあきらめました。(T_T) #なんか秋葉JUNK情報コーナーみたい。。。 < CD-ROM ドライブ > これも SUN なら中古が入手可能です。 某店では5k円くらいが相場ですが、大体どこも7k円くらい出せば入手できます。 もちろん、これは無くても netboot って技がありますので、別途PC-UNIXや 他のUNIXが動いてる環境でCD-ROMを使ってる人は必須って訳ではありません。 < install するソフト > 選択するOSによって違ってきますが、SunOS の場合は mule などを使う場合、 素の XFree86 など入れる必要があります。 多少、ディスクを食いますがソースなど展開しておくと後々勉強になります。 mail & news のクライアントマシンとして使うのに必要なinstallする ソフトは以下の通りです。 1)mule エディタは使い慣れたものが一番ですが。 2)XFree86 muleがXFree86のlibを使うので。 3)kterm 漢字表示可能なコンソール 4)wnn 商用のwnn6 でもfreeなwnn4.2 でも 5)kinput2 日本語入力に 6)mnews コンソールから mail と news の読み書き 7)gn オフラインでnewsを読む時 gnspool を使います。 8)mh mnewsの中でコマンドとして。 標準ではバージョンが古いので入れ替え必須なソフト 9)sendmail MTA です。せめて 8.8.8 以上を使いましょう。 10)CF sendmail.cfを作るのでばーじょんにあったCFを。 その他、make 時や構築時にあると嬉しいソフト(説明不要ですね。) 11)perl CFでも使います。 12)gcc 13)GNUzip 14)GNUtar 15)textinfo 16)GNUmake 17)GNUpatch 18)flex 19)gawk 20)groff 確かsendmailで使います。 <ちゅうい> おうち環境では基本的に free なソフトは /usr/local/src に展開して make し make install で バイナリ を /usr/local/bin に置くようにしています。 /opt や /tmp など違った場所で展開、make する方は適詮、読み替えて下さい。 パスなどもご自分の環境に合わせて通しておいて下さい。 お分かりと思いますが、プロンプト % は一般ユーザーでのログインで rootになると # としています。 お使いの環境と違う場合は読み替えて下さい。
03、<< OS のインストール>> 必要なものは OSメディア( ここではとりあえず SunOS4.1.4 )です。 CD-ROMドライブをお持ちならそれにセットします。 boot-ROMモニタが立ち上がったら、boot cdrom でCDROM bootできます。 CD-ROMドライブが無い場合は別途UNIXマシンによるnetbootの準備が必要です。 そちらのUNIXマシンでrarpd などを立ち上げて tftp ブートなどをできるようにして下さい。 tftpブートに関してはこちらを参考にして下さい。 boot が終わって インストーラーが立ち上がってしまえば、後は同じです。 ハードディスクが SUNフォーマットされていない場合はここで フォーマットする必要があります。それもインストーラー内でできます。 SUNフォーマットに関してはこちらを参考にして下さい。 ただし、パラメーターの判っていないディスクは一度、SUNマシンなどで scsiinfoなどでパラメーターを読む必要がありますので注意です。 その後、インストーラーの質問に答えていきます。
04、<< GNUツールのインストール >> GNU のツール類やperl なども必要になってきますのでインストールしておきます。 手抜きですが、GNUやperlのインストールに関してはこちらを参考にして下さい。
まだまだ、道のりは続くのであった。。。。。 それでは ふろ〜む しんたろ@茨城県境町の空のしたより ∩ ∩ ( ̄。 ̄)..zzZ E-mail 〜(_ x _) URL http://www.shin.nu/