SPARC MACHINE install 記録

***** 8/5/99 OS の項に追記
01、<<イントロダクション>>
	最近、秋葉などで SUN SPARC の中古マシンがやたら目につきます。
	そして、なにより安いです。(いい時代になったもんだあ〜)

	IPX や Classic などは使いようによっては、まだまだ使えると
	思うんですが、10k円以下で売られているですね。

	おうちネットでも Classic を mail や news 環境で使っていますので
	その install 記録です。



	茨城県内では珍しい SUN 他ワークステーションの本体やパーツ類が
	入手できるお店 「サンパル」 さんはとてもフレンドリーなお店です。




02、<< 構成 & 準備 >>

	<本体>
	IPX でも Classic でも LX なんてのが手に入れば贅沢ってもんですね。(^.^;;
	某junk店で中身不明なClassicを4.8k円で見ました。
	IPCも本体はさらに安いんですが、こちらはメモリがP付き30pinSIMMという事で
	これの入手がほぼ不可能みたいです。

	<メモリ>
	できれば 64MB は積んでおきたいところですが、P付き72pinSIMMの高騰から
	贅沢は言えません。32MBでもOKとしましょう。
	2枚一組が基本ですから16MBを2枚で一組として入れます。
	fjなどの売りたしで1枚 3k円〜4k円で見ます。

	<ハードディスク>
	1GBくらいあれば、とりあえずOKですね。
	X86をソースから展開する時は2GBくらい欲しいですが。
	SCSI-2 のPC用が転用できるので、ものはいくらでも転がっています。
	fjなどで1GBで中古で7k円くらいでしょうか。

	<モニタ>
	mailやnewsのクライアントマシンとして使用するので 19' や 20' の
	SUN モニタなど欲しいところですね。これも安く出回っています。
	マルチシンクのSonyOEM のトリニトロンモニタ( GDM20E20 )はコネクタを
	変換すれば 普通のPCにも使えます。

	モニタは無くても、PCからtelnetで入ってmail 、newsを使えますし
	その際はPCの漢字FEPも使えるので、それもいいかも知れません。
	( おうちでは 夏場などはそうしてます。夏はモニタをいくつもつけると暑いでしから)
	某junk店で14.8k円で見ました。

	< OS >
	junk店で売ってるのを見ると SunOS4.1.4 などが多いですね。
	Solaris2.6 などが入手できれば、いいんですがCDEを使うと重いので
	この辺でいいと思います。Solaris1.1.2 と書いてある箱です。
	某junk店で 3k円です。
	あ、もちろん他の候補として Linux/SPARC や NetBSD でもOKですね。
	希なところでは OpenSTEP ってのもいい選択です。


****(8/5追記)OSを売っているお店に関してはご質問をたくさん頂くので
	          追記します。よく行くところでは、秋葉原アズテックの5Fの
	         「MAC******」というところです。
	          8/1に見たときにもSunOS4.1.4が2箱ありました。(3k円です。)

	          前はよく見掛けたんですが、最近はあまり見なくなりましたね。
	          あ、FF から御徒町よりの右手の 駐車場 で土日にやっている
	          JUNK屋さんでも見ました。
	          このとき、INDIGO2 が80kで売っていたんですが、手持ち資金が
	          無くて泣く泣くあきらめました。(T_T)

	          #なんか秋葉JUNK情報コーナーみたい。。。



	< CD-ROM ドライブ >
	これも SUN なら中古が入手可能です。
	某店では5k円くらいが相場ですが、大体どこも7k円くらい出せば入手できます。
	もちろん、これは無くても netboot って技がありますので、別途PC-UNIXや
	他のUNIXが動いてる環境でCD-ROMを使ってる人は必須って訳ではありません。

	< install するソフト >
	選択するOSによって違ってきますが、SunOS の場合は mule などを使う場合、
	素の XFree86 など入れる必要があります。
	多少、ディスクを食いますがソースなど展開しておくと後々勉強になります。

	mail & news のクライアントマシンとして使うのに必要なinstallする
	ソフトは以下の通りです。

	1)mule		エディタは使い慣れたものが一番ですが。
	2)XFree86	muleがXFree86のlibを使うので。
	3)kterm		漢字表示可能なコンソール
	4)wnn		商用のwnn6 でもfreeなwnn4.2 でも
	5)kinput2	日本語入力に
	6)mnews		コンソールから mail と news の読み書き
	7)gn		オフラインでnewsを読む時 gnspool を使います。
	8)mh		mnewsの中でコマンドとして。

	標準ではバージョンが古いので入れ替え必須なソフト

	9)sendmail	MTA です。せめて 8.8.8 以上を使いましょう。
	10)CF		sendmail.cfを作るのでばーじょんにあったCFを。

	その他、make 時や構築時にあると嬉しいソフト(説明不要ですね。)

	11)perl		CFでも使います。
	12)gcc
	13)GNUzip
	14)GNUtar
	15)textinfo
	16)GNUmake
	17)GNUpatch
	18)flex
	19)gawk
	20)groff	確かsendmailで使います。




	<ちゅうい>
	おうち環境では基本的に free なソフトは /usr/local/src に展開して
	make し	make install で バイナリ を /usr/local/bin に置くようにしています。
	/opt や /tmp など違った場所で展開、make する方は適詮、読み替えて下さい。
	パスなどもご自分の環境に合わせて通しておいて下さい。

	お分かりと思いますが、プロンプト % は一般ユーザーでのログインで
	rootになると # としています。
	お使いの環境と違う場合は読み替えて下さい。




03、<< OS のインストール>> 必要なものは OSメディア( ここではとりあえず SunOS4.1.4 )です。 CD-ROMドライブをお持ちならそれにセットします。 boot-ROMモニタが立ち上がったら、boot cdrom でCDROM bootできます。 CD-ROMドライブが無い場合は別途UNIXマシンによるnetbootの準備が必要です。 そちらのUNIXマシンでrarpd などを立ち上げて tftp ブートなどをできるようにして下さい。 tftpブートに関してはこちらを参考にして下さい。 boot が終わって インストーラーが立ち上がってしまえば、後は同じです。 ハードディスクが SUNフォーマットされていない場合はここで フォーマットする必要があります。それもインストーラー内でできます。 SUNフォーマットに関してはこちらを参考にして下さい。 ただし、パラメーターの判っていないディスクは一度、SUNマシンなどで scsiinfoなどでパラメーターを読む必要がありますので注意です。 その後、インストーラーの質問に答えていきます。
04、<< GNUツールのインストール >> GNU のツール類やperl なども必要になってきますのでインストールしておきます。 手抜きですが、GNUやperlのインストールに関してはこちらを参考にして下さい。
まだまだ、道のりは続くのであった。。。。。 それでは ふろ〜む しんたろ@茨城県境町の空のしたより ∩ ∩ ( ̄。 ̄)..zzZ E-mail 〜(_ x _) URL http://www.shin.nu/